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クラピアの水やりについて

【植え付け当日】

クラピア苗を植えたら出来るだけ早く「1ポット当り500ml」を目安にたっぷりと水やりを行ってください。

500mlを一度に与えるとあふれて周辺に流れ出てしまいますので、2~3回程度に分けてゆっくり吸収させて、植穴の底とポットに触れている土までしっかりと水が回るようにあげてください。

植える苗が多い場合や、一人で植える場合は、ポット苗が乾ききらないよう、20ポット程度植えたところで先ずは初回の水やりを行って頂くことを推奨しています。


【翌日以降から2週間】

植え付け直後から2~3週間のクラピアは、根を地中に深く張ることから生長が始まる為、この時期は地上部は広がりません。
クラピアの根は真下方向に深く伸びていきますので、植えてからの約2週間はポットの下の土まで水が届くことが重要です。

適度な保水性のある土壌で猛暑でない時期であれば、植えた直後に「1ポット当り500ml」しっかりお水を与えておけば翌日以降の水やりは多少間隔があいても大丈夫です。

・・・公共や民間での工事案件の場合・・・

施工時の水やりしかできない場合も多くあります。そのような現場でも、初日の水やりを1ポット500mlを目安にしっかり行って頂ければ翌日以降の水やりは自然の降雨に任せて頂いても生育できます。

※ご注意※

真夏の猛暑日が続く日や降雨の無い日が続き土が乾いている状態の場合は、地表部が広がるまでは土の乾燥に注意して頂き、2日に1度程度、午前中に水やりを行ってください。

真夏の植え付けで降雨がない場合も同様に、土が乾いているようであれば水やりを行ってください。
 


【地表部のクラピアが広がり出したら】

植え付けてから2~3週間経つと地表部のクラピアが広がりだします。
この頃にはある程度根も伸びている状態になりますので、保水性のある土壌の場合は自然の降雨だけで生長できますので、人為的に水やり行う必要はありません。

 ※下記の環境の場合は水不足になりやすいため水やりを続けて下さい。

(1)猛暑続きで降雨がない場合

特に夏季の植え付けで一週間以上雨が降らず、高温の日照りが続く場合は午前中に水やりを行ってください。根が深く伸びていない状態ですので乾燥して枯れてしまう場合もあります。

(2)砂質など、水はけの良過ぎる土壌の場合

広がった先のクラピアの茎葉は、地面に水分があるときに発根して根を下ろす為、地面がからからに乾いていると根を下ろすことができません。
根が下せないと、株元の栄養が奪われてしまいますので、その状態が長く続くと株元から伸びた茎が太くなり、木質化していきますので見た目が悪くなります。

広がった先の茎葉が根を下ろすことで、クラピア全体で栄養と水分をもらえるようになり、更にその先まで広がる力を得ることができますので、全面に被覆するまでの間いは伸びた茎から根が下りているかもご確認ください。



【全面に被覆したら】


全面に被覆した後の水やりは不要です。根も深く張っているので地中からの水分で維持できます。