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人工芝は、初心者や女性でも簡単に施工ができ、手軽にお庭をDIYできるアイテムです!!
しかし、敷く前の整地がきちんとできていなかったり、継ぎ目が目立ってしまっていたり芝の生えている向きなどを揃えていないとせっかくのお庭が台無しになってしまします。
今回は、ポイントをおさえながら人工芝を上手にきれいに敷く方法をご紹介いたします。
◆整地に必要な道具
トンボ
(無い場合は木の板を代用)
スコップ
転圧ローラー
(無い場合はレンガやブロックを代用)
◆施工時に必要な道具
人工芝
防草シート
人工芝用ジョイントテープ
角Uピン
ハサミ・カッター
養生テープ
メジャー
スコップ
マジック
◆仕上げ時に必要な道具(必要であれば)
山砂・珪砂
ブラシ(毛起こし)
◆人工芝の施工手順
①整地
まず、施工後に凸凹ができないよう、雑草や石を綺麗に取り除きます。
雑草や木の根っこが残ったままだと再び生えてくる可能性がありますので、際の方まで出来る限り取り除いてください。スコッ プを使うとしっかり根っこまで取り除くことができます。
大き目の石などもあれば取り除いておいてください。
②土ならし・転圧
次に、土をならしていきます。木の板やトンボを使って土を平らにならして下さい。
全体が均等に整ったら転圧をしていきます。(専用の機械がない場合はレンガやブロック・足などでしっかりと踏んで平らにして下さい。)
・・・★ ポイント ★・・・
※この時にしっかりと叩いて固く平らにしておかないと人工芝を敷いた後に雨などで徐々に土が沈んで凹凸ができ水たまりができる原因になってしまいますので注意をしてください。
また、雨が降った際に水が外に流れるように、高いところは土を削ったり、低いところは土を足しながら排水勾配にも注意をして行うとより良いです。
可能であれば、転圧ローラーを使って作業を行った方が失敗がなく、人工芝の持ちもよくなるので、専門業者に頼んでやってもらうのが良いかと思います。
当社も整地や人工芝の施工を行っておりますので、お気軽にご相談下さい。
③防草シート設置
転圧作業が終わったら、防草シートを敷いていきます。
連結する部分は約5㎝重ねて敷き、重なっている部分を角Uピンで約1m間隔に仮止め(ピンを数センチ差し込む程度)をしておきます。こうすることで、シートがずれる心配がありません。
全体に敷けたら地面にしっかりとピンをに打ち込んでいきます。
※この時に、ピンが浮き出てしまっていると怪我の原因になりますので、しっかりと奥まで打ち込んでください。
シートの端も剥がれないように同様に止めておきましょう。
・・・・・★ ポイント ★・・・・・
※角U ピンを打つ際は、近くに配管などがないか確認して行ってください。
※防草シートは、隙間ができてしまうとそこから雑草が生えてきてしまうので、なるべく隙間を作らないように施工しましょう。
【防草シート設置(応用編)】
柱などの障害物がある場合は、まず横を柱の角までカッターで切れ目を入れていきます。
切れ目が入ったら、内側に織り込みます。
角Uピンで止めます。
難しい場合は、マジック等で印をつけてから切ると失敗せず行えます。
万が一切りすぎてしまったら養生テープで補修してあげてください。
④人工芝を敷く
まずは全体に人工芝を仮敷きしていきます。
・・・★ポイント★・・・
隙間が広いと、つなぎ目がきれいに仕上がらなかったり、つなぎ合わせていく際にずれてしまう可能性があるので、なるべく隙間を作らないように気つけましょう!
カットはカッターもしくはハサミで行ってください。
定規もしくは木の板をあてて切るときれいに切れます。
※ハサミの場合は芝が刃に絡んで切りにくかったり、芝を一緒に切ってしまい芝の長さが短くなってしまう場合があるので、カッターで切るのをおすすめします。
2枚目も並べて敷いていきます。
・・・★ポイント★・・・
この時も隙間が出来ないように気を付けて並べてください。
人工芝には葉の向きがありますので、向きが同じになるようにしてください。
【応用編】
柱などの障害物がある場合は、マジック・定規・はさみ(カッター)を使って施工していきます。
※この時に、人工芝が浮いていたり、隙間があると最後に上手くはまらなくなるので注意してください。
人工芝と柱の境目にマジックで印を付けていきます。
次に、柱の縦横の長さを測り、切り落とす部分の印をつけていきます。
印をつけたところをはさみで慎重に切っていきます。
この時に、両端から切って、柱に合うか確認して残りを切るときれいに仕上がります。
⑤人工芝を連結する
人工芝を敷いたら、人工芝同氏をつなぎ合わせる部分をテープで固定していきます。
まずは、ジョイントテープで貼り合わせる際に芝目が巻き込まれないように、養生テープで片方の端を養生します。
これをすることで、つなぎ目がきれいに仕上がります!!
次に、ジョイントテープの真ん中が人工芝の境目になるようにセットします。
あとは、人工芝をおさえながら、ジョイントテープの剥離紙を半分を剥がして、人工芝に接着します。
・・・★ポイント★・・・
ジョイントテープの剥離紙が半分ずつ剝がせないタイプの場合は、カッターで真ん中に切り込みを入れ ておくとやりやすいです。
次に、残った剥離紙を剥がして、もう片方の人工芝を隙間ができないように注意しながら元に戻して接着します。
貼り付けたところを抑えながら剥離紙を剥がしていきます。
接着が終わったら養生テープを剝がし、つなぎ目を撫でながらなじませていきます。
⑥人工芝を角Uピンで固定する
外周は大体30㎝程度の等間隔で固定していきます。
人工芝がずれないように、外周とつなぎ目を釘で止めていきます!
画像の数字の順にピンを止めていくと、ずれたり浮いてしまう心配がありません。
※外周にエクステリアなどの障害物による切込みを入れている場合は、そこを出発点としてピンで固定して下さい。
・・・★ ポイント ★・・・
この時も防草シートと同様にピンをしっかりと奥までハンマーを使って打ち込んでください。
打ち込む際に、芝を巻き込んでしまわないようにすると見栄えが良くなります。
ピンが広がっていると奥までピンが打ち込めないので、まっすぐになっているか確認をしてください。
【打ち込み方】
地面から2㎝ぐらいのところまで打ち込んだら、芝をしっかりとかき分けます。
芝を巻き込んでしまわないように軽く抑えながら釘を最後まで打ち込みます。
打ち込んだところを軽く撫でながらなじませていくと、きれいに仕上がります。
⑦仕上げ
最後に芝をデッキブラシなどで起こしてあげてください。そうすると、見た目がより自然に仕上がります。
また、よく歩く場所などは負担がかかるため芝が折れ曲がったり劣化が早くなる可能性がありますので、山砂や珪砂を巻いて芝と芝の間になじませてあげると根本が痛みにくくなり、長持ちさせることが出来ます。